日経新聞にてこの記事を見つけました。
留学生も関係ある記事だよなぁ~という事で抜いてきたのです！
2018/01/12法務省は、難民申請から６ヶ月後に一律で、日本での就労を認める運用を止めると発表。
明らかに難民に該当しない申請者の在留や就労を制限するものです。
ここに記述されている通り、留学生が所属機関に内緒で行方をくらまして、難民申請を提出しているというケースで、不法滞在の回避をたくらむ傾向が確かにありました。
大学や専門学校、日本語学校からでも行方不明なって捜索しているケースを耳にすることも。
行方不明の捜索は簡単ではありませんが、同国人や先輩友人、親などを頼りに、見つかるケースもあります。特にSNSだけはやってて、アップしている内容で、東京にいる！みたいなことが判ったりすることもあります。
この段階で、連絡を取ると返信があるのです（きっと、少し安心しているのでしょう）東京に居ることが判って、なんと「難民申請してるから大丈夫だ。」という事を、平然と電話の向こうで言うのです．．．
実際、難民申請って？これの定義はなに？
難民は、対外戦争、民族紛争、人種差別、宗教的迫害、思想的弾圧、政治的迫害、経済的困窮、自然災害、飢餓、伝染病などの理由によって居住区域を離れた、あるいは強制的に追われた人々を指す 。その多くは自身の生命を守るため、陸路、海路、河路、空路のいずれかで国外に脱し、他国の庇護と援助を求める。
ウィギペギアより記事を参照しています。
つまるところ、生命の危険があって、自国に帰ることができない状態ということなのですが、日本に留学できている外国人が、難民になるのか？？？
どういう考えをすれば、そうなる（難民）のかが、私には不可解です？
今、帰国できないの？
戻ったら身の危険があるの？
母国では、政治反体制活動家だったの？
何か犯罪を犯してシンジケートのような組織から追われている？
母国が、有事に突入した？
・・・・
このようなケースに当てはまるのであれば別なのかもしれません。でも今彼らが、日本に留学ができている状態から考えると、そういう事項に係る確率って低いと思います。
さっき(冒頭で)、「難民申請しているから大丈夫」という事を言っている元留学生さん達は、本来難民となって困っている人たちのための制度を割り込んで利用してるだけで、本当に困っている人の審査を遅らせているだけの害虫でしかありません。それは申請後の審査期間が長いものであることと、その期間は自由な行動をとれるという点を知っていて、そこを突いて、誰もかれも難民申請を！という流れになっているようです。
１月１５日以降の申請から適用されるようです・・・・
日経新聞の記事から抜粋「短期滞在」「技能実習」などの在留資格を持つ外国人を、難民申請から２か月以内に４種類に分類する。
（1）難民の可能性が高い
（2）明らかに難民に該当しない
（3）同じ理由での再申請
（4）その他
に分別して、（2）や（3）には新たな在留資格は付与せず、就労を認めない。在留期期限が来れば、強制退去の手続きを始める。より良い賃金を求め、技能実習先や留学先からいなくなって難民申請する場合は就労を認めない。
一方で（1）には速やかに就労可能な在留資格を与える。
とするようです。
日経新聞の記事には「在留資格＝留学」の記載はされてはいませんでしたが、記事の中で留学先から・・・との記載があったので在留資格が「留学」の外国人も、この適用範囲内のようです。
審査結果が、グンと早くなるという事と、就労（お金を稼ぐ）ができなくなるという事は、それを目当てにしている可能性が高いと思われますので「難民申請自体のメリット」がなくなることになるでしょうね。
これは、効果があると思われます（きっと！）
まとめ
この情報は一斉に留学生たちにも伝わる事でしょう。
すでに学校から黙って消えていった留学生達は、話が違うぞ？
今までとは打って変わって利用するメリットが無い事に気が付くでしょう。
そうすると、今までほとんど無かった、「学校に戻ってきたい！」
という動きが出てきそうです。
しかし、それは難しいと思われます。
学校も、行方不明等の外国人は、探して、探して、それでも見つからずに警察に捜索願を出しています。それに除籍や退学の手続の処理を行い、出入国在留管理局への報告も速やかに終わっていると思いますので、一月以上経過していると戻れる確率はゼロに等しいでしょう。
現に、難民申請を計画している外国人は、どういう行動をとるのかが、気になります。
因みに、この制度が施行される以前は、審議が決まるまで数か月から半年ほど経過しますのでその間、アルバイトはやり放題、結果、難民申請が許可されなくてもそれまで働いたお金を持って帰国するだけです。
これからは、それができない状況になってくるので、ぐっと難民申請へ走る外国人留学生は減っていくでしょう。
最後までお付き合い頂いて感謝します。
ありがとうございました。
追伸：2019年6月27日この記事を読み返して思ったこと。
・・・
そういや、難民申請する留学生の噂は、最近聞こえてこなくなりましたね。
（ローカル情報でしかありませんけど($・・)/~~~）