日本の留学生も大変だけど、アメリカの留学生はもっと大変だよね。

日本・法務省から難民申請制度が変わる記事を書いたところですが、ある意味この改正は、一部の外国人(留学生含)の行き過ぎている行為に係るものでした。

 

法務省が難民者の境遇を鑑みて最大限に利用して在留を許可していこうという試みだったものだと思います。でも、本来の意味を捻じ曲げて解釈した申請にもっていった方々は、ある意味、理解の範囲を超えていて納得しかねますね。

今度はアメリカからの報道で、実施する可能性が高いとされている事って!

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トランプ政権は外国人留学生を締め出すの?

米トランプ政権は間もなく、米国の大学を卒業する留学生の大半にとって事実上の国外追放命令となる規制を制定するかもしれないと報道されています。

 

こうした措置は、イノベーションの中心地としての米国の役割を盲目的に脅かすだけでなく、米国内の起業家の減少、そして起業家が創出する米国人労働者向けの雇用の減少につながるだろう。
・・・以下省略

と、ネットニュースで報じられています。

これが、施行されたらどうなるのでしょう?

外国籍の起業家が米国内で会社を設立し、国内に留まるためには、確かグリーンカード(永住権)を取得しないといけなかったと思いますが…。

最も問題は、米国内で事業を成功させた外国生まれの起業家に永住権(グリーンカード)を与えるようなスタートアップ(起業)ビザが存在しないために多くの外国人は、まずグリーンカードを取得してから事業を起こしている現状です。

米国内の外国人留学生が、卒業後に米国内で事業を立ち上げることはもちろん、就職する手段すらない状況になってしまうという事ですよね?

このままだと・・・。

「トランプ政権は既に、外国人留学生の就労機会を制限する意向を示しており、オバマ政権が制定したSTEM(科学、技術、工学、数学)OPT延長規定を廃止する可能性が高い」と分析しているそうです。

 

・・・トランプ大統領って、オバマ前大統領となんかあったん?
って、思ってしまうような気になるのは私だけなのかなぁ・・・

OPT延長規定を廃止するとは

OPTは、外国人留学生に卒業後12か月間の就労を許可するもので、STEM分野の学位取得者ならば就労をさらに24か月間延長できるというもの。

米国でSTEM分野の学位を取得した外国人のOPT延長期間が17か月から24か月へと変更されていたとのことでしたが、これも・・・。

OPTプログラムが廃止されれば、米国内での起業を目指す外国人留学生の道を一つ閉ざすことになるのですね。

トランプ政権の新たな規制は、米国の大学に通う留学生を卒業後に締め出すことになるのだろうか?そうなると、米国は未来の起業家となる人材の多くを失い、ゆくゆくは国民全員がそのあおりを受けることになるのではないかと想像できます。

日本が難民法の制度改正に進んだ背景、米国のこれとは様相が違うと思います。
違うと思うので一概には言えないでしょうけど、留学生はこれからも、どんどん大変になりそうですね。

 

 

OPT:学生向けの政府公認プログラムです。
オプショナル・プラクティカルトレーニング、略してOPTアメリカの移民局が公認している、F-1ビザを持つ学生に向けたインターンシッププログラムのようなものです。

STEM:は「ステム教育」と訳せます。
「Science(科学)」、「Technology(技術)」、「Engineering(工学)」、「Mathematics(数学)」の頭文字をとったものです。
これからの社会で重要なものだという意味で「stem(幹)」という意味合いも込められています。

アメリカの歴史は移民の国家、受け入れに寛大で、夢を掴む国というイメージがあったのを、思い出しましたが、今はもうその夢が見れない国になってしまうのでしょうか。


アメリカン・ドリーム

いまは、もう死語になってるのかもですね。

夢をもう一度!
そうなってほしいなぁ

 


最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

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