お待たせしてます!「今回は在留期間更新許可申請書の書類作成方法の其の二」のご説明になります。
其の一からの続きです。
「在留期間更新許可申請書の1ページ目(P1)の各項目の説明」は、いかかでしたでしょう?
・・・
最初の記事(其の一)をご覧になってない場合はここからご覧になれます!(^^)!
>>在留期間更新許可申請書の書類作成方法と書き方ポイントまとめ。其の一
では、見ていきましょう!
在留期間更新許可申請2枚目の書き方
こんな感じです!
No17 通学先 の項目です。
(1)名称には、在学中の学校名を書きましょう。
進学が決まっていて、卒業後であれば進学先の学校名になります。
(2)所在地には、その学校の住所を書きます。
(3)電話番号には、学校の電話番号を書きましょう。
No18 修学年数(小学校~最終学歴)
〇〇年と、書くのですが、ここは12年以上になるはずです。
最終学歴は母国で最後に卒業した学校までが基本ですが、日本で専門学校又は大学等を卒業している場合はその年数分を加えて書きましょう。
例)母国で高校までの場合なら「12年」ですね。
※母国の教育制度の違いで絶対12年という事ではありませんが、おおむねこの年数でしたので(経験上)日本で日本語学校を1年9か月、専門学校(2年課程)を卒業している場合には「+2年」しますので、ここでは「14年」と書きます。
※注意:日本語学校はこの年数には含みません。
No19 最終学歴(又は在学中の学校)
(1)在籍状況では、「卒業、在学中、休学中、中退」から選択します。
最終学歴の学校「大学院、大学、短期大学、専門学校、高校」から選択することになります。
(2)学校名を書いてください。
文字通り最後に卒業した学校を書きますが・・・
A.母国で卒業した学校を書く
B.日本で卒業をした学校を書く
C.現在在籍中の学校を書く
3つの書き方があります。
日本語学校を卒業して、新しい学校に進学する場合でも2つの状態が想定できます。
1. 入学前の場合=A.母国の最後に卒業した学校名を書きます。
2. 入学後の場合=C.現在籍している学校名を書きます。
専門学校や大学の卒業後の、進学の場合は
入学前の場合=B.日本で卒業した学校名を書きます。
在校生の場合=C.現在籍している学校名を書きます。
(3)卒業又は卒業見込み年月を書きます。
ここは文字通りの意味ですね。在籍している状態での、卒業見込み年月になります。
No20 日本語能力
ここはJLPT試験で、N3、N2、N1を取得している場合は書きましょう。
又は、EJUの試験を受けたことがあればその点数も書きましょう。
複数持っている場合は、上級の資格のほうがいいですね。
□試験による証明にチェックを入れます・・・
もし、資格を持っていない場合は書かなくてもいいです。
(1)試験名
(2)級数又は点数 を記入してください。
□日本語教育を受けた教育期間及び期間にチェックを入れます
ここは、日本語学校から進学してきた場合は日本語学校名と勉強した期間を書きます。
日本語学校毎に、4月入学や10月入学などがありますね。自身の事なので、その辺は間違わないようにしてください。
(1)機関名 〇〇〇〇〇日本語学校
(2)期間: 〇〇〇〇年〇〇月 から 〇〇〇〇年〇〇月 まで を記入しましょう。
□その他
ここは、日本語学校を卒業した後、進学した学校がある場合に書いてください。
つまり、日本語学校卒業して、介護の専門学校に進学して、卒業後に今度はコンピ
ュータの学校に入学するという場合には「介護の専門学校」をその他に書いてくださ
い。この場合にはその他にチェックを入れましょう。
もちろん学校名も書かなくても構いません。
No21 は、スキップして構いません。
※日本語学校経由の留学生の皆さんは、書く必要はありません。
No22 滞在費の経費支弁方法等
(1)支弁方法及び月平均支弁額
アルバイト収入がある場合は「本人負担にチェックを入れます」月額の収入額を書いてください。
もし奨学金を受けている場合はここもチックを入れて金額を書きましょう。
基本はこれでいいですが(3)経費支弁者以外で、在日又は在外経費支弁者がいる場合はチェックしますが、ここでの経費支弁者については「年収、仕事先、支弁理由、支弁金額証明等」色々別に書類が必要になります。
経験では(3)経費支弁者がご両親であるケースが多いので、ここの在日又は在外経費支弁者チェックはほとんどありません。
(2)送金・携行等の別
ここは海外送金をしてもらっている場合や、経費を持ってきてくれる場合にチェックして書きます。
外国からの携行
自分、友人、家族が、来日する際にお金(学費等)を携行する場合がこれに当たります。
この時(携行者と携行時期)を書きます。
外国からの送金がある場合、送金してもらった金額を書きましょう。
(3)経費支弁者
これは(2)の滞在経費を支援してくれるサポーターになる人ですので保護者(父、母)になると思います。
在留認定許可認定書を取得する際、滞在費の支援を行うサポーターを申請時に行っています。
通常、保護者(お父さんやお母さん)です。
その時のサポーターと同じ人を書きましょう。
その理由としては、例えばその方(サポーターだった人)が経費支弁できない場合、
留学すること自体が不可能になると判断されるからです。
①氏名は、経費を準備してくれる人の名前を書きます。
②住所は、①の人が住んでいる住所と電話番号を書いてください。
③職業は、①の人のお仕事内容や、会社の名前と、連絡先電話番号を書いてください。
④年収は、1年間で①の人が稼ぐ金額です。(日本円に換算)して書いてください。
以上が、P2で記載する項目です。
まとめ
このページの後半部分は、ちょっとだけ考える部分がありましたね。
※よくあるのが、お父さんやお母さんのお仕事は何?と訊いてみると中々、答えられないケースがあります(笑)
一応、職業は一度ちゃんと聞いておきましょう。
それに、28時間の資格外許可違反をした留学生の理由によく出てくるお話ですけど・・・
が、これは自分で経費支弁能力者が消滅したことを証明するようなもの。
つまり、留学の継続はできない。と判断される可能性があります。
本当のことだとしたら、気の毒に思いますが、それで、規則を破っていい事にはなりません。
No22は、この2ページ目では、ここまでですけど、(4)と(5)が3ページに続きます!
お付き合い頂けて嬉しいです。
さて、次は最終章ですね!